2025年 11月のフィールドノートから

*11月3日 大瀬海岸

 11月3日は奄美野鳥の会の創立記念日。1988年に創立なので、今日で37周年となる。会もそれなりに年輪を重ねてきたんだな、としみじみ思う。毎年この日は大瀬海岸で創立記念探鳥会を行うことになっている。今年も秋晴れの下、会員、非会員を問わず多くの参加者が集い、シギチやカモ、サギ類などを中心に観察し、楽しい時間を過ごせた。

10時から創立記念探鳥会がはじまった。
アオアシシギとコガモ。
海なのにトンボ。ウミアカトンボかな? 赤いトンボは種類が多く、同定が難しい。

*11月27日 奄美市住用町東仲間

 毎年暗色型のサシバが訪れてる場所へ確認にいってみると、今年もやはり来ていた。初めて観察してから今年で10年目となる。いつまで来てくれるかなあ。近くのモダマの自生地へ行ってみると、大きな莢がいくつもぶら下がっていた。今年は豊作のようだ。川内川を覗いてみると、1羽のカワウが慌てて飛び立った。川内川には天然記念物のリュウキュウアユが遡上する。カワウが大食漢なのは知っているけど、頼むから、あんまりたくさん食べないでくれよ。

今年で10年目となるおなじみの暗色型サシバ。
「ジャックと豆の木」を地で行くような巨大なモダマの節果。
川面から飛び立ったカワウ。
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