2022年 11月のフィールドノートから

*番外編*11月3日~7日 北海道道東

 3年ぶりに日本鳥学会の大会がリアルで開催された。しかも場所は網走にある東京農大オホーツクキャンパス。参加して、日本鳥類保護連盟と共同で進めているオーストンオオアカゲラの個体数推定についてポスター発表をおこなった。実に久しぶりの北海道だし、11月に訪れたのは初めてではなかっただろうか。学会の前後や合間にしばし、北海道の鳥たちを堪能した。

▲タンチョウの親子(11月3日:釧路湿原)
▲キバシリ(11月3日:温根内ビジターセンター)
▲シノリガモ(11月5日:網走川)
▲カワアイサ(11月6日:網走湖)
▲エゾオオアカゲラ(11月7日:美留和)
▲オオハクチョウ(11月7日:屈斜路湖)

11月19日 奄美市摺勝

 カワウのねぐらを観にいったついでに摺勝の農耕地を車で回ってみる。今年も暗色型のサシバが来ていると聞いたが、見つからず。農道の脇でじっとしている小鳥を発見。双眼鏡でのぞいてみるとヒバリではないか。ヒバリは奄美ではまれな旅鳥なので、ちょっと嬉しくなる。さらにその先にはジシギが1羽、たたずんでいる。タシギのようだ。片脚を上げてすっかりくつろいでいるようす。草地の中や畔にいるのが一般的だが、どうして道の真ん中で無防備に休んでいるのっだろう。

▲奄美では珍しいヒバリ。
▲道路上で休むタシギ。
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