2015年 5月のフィールドノートから

*番外編*5月11日 東京都/神奈川県 高尾山-小仏城山-相模湖

 新緑の高尾山を6号路から稲荷山ルートを経由して山頂へ。ウグイス、キビタキ、クロツグミなどの声が耳に心地よい。高尾山の山頂でちょっと休憩したあとは、東海自然歩道をたどって小仏城山へ向かう。この途中もキビタキが多い。小仏城山の山頂からは富士山がくっきりと見えた。ここからは神奈川県の相模湖方面へ降りてみる。このルートは人が少なくて楽しい。ヒノキの林を抜けると、コナラが交じるようになってくる。しみ出す樹液にはサトキマダラヒカゲやヨツボシケシキスイが集まっていた。さすがにカブトムシやクワガタには季節が早すぎるようだ。相模川にかかる弁天橋を渡って、湖面を眺めながら相模湖駅まで歩く。電車の待ち時間に缶ビールを飲んでいると、駅前のバス待合所の屋根で巣作りの最中のイワツバメと目が合った。

▲小仏城山から望む富士山。
▲コナラの樹液を吸うサトキマダラヒカゲ。
▲クワガタのメスを小型にしたようなヨツボシケシキスイ。
▲相模湖駅前のバス停で巣作り中のイワツバメ。