2025年 10月のフィールドノートから

*10月29日 望楼台

 9月に続いて、バンディングの実技講習会。今年は10月に入っても暑い日が続き、秋の渡りも全般的に遅れているように感じる。それでも網を張ると、渡り鳥や冬鳥が捕まり、人知れず鳥たちが南へ渡っているのが実感できる。こういうのが、バンディングの楽しさのひとつ。

ヤブサメは奄美では冬鳥。尾羽が極端に短いため、異様に頭でっかちに見える。
アトリも奄美では冬鳥。この個体はオスの幼鳥。
クロツグミも総数が越冬していることが近年、自動撮影カメラのデータからわかってきた。

*10月31日 戸口

 戸口川にてカワウの調査。川の水量が少なく、カワウはいなかったが、何種類かのシギで賑わっていた。

アオアシシギは大きくて白っぽいのでよく目立つ。
ちょこまか動き回るヒバリシギ。
エサを探しているタシギ。

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