2024年 4月のフィールドノートから

*4月16日 龍郷町奄美自然観察の森

 関東から来たバードウォッチャーを案内して奄美自然観察の森へ。いたるところからアカヒゲの声が聞こえるので、姿を現すのをしばらく待つ。アカヒゲはさえずりながらテリトリーを巡回するので、ポイントを絞って待っていれば、そのうち現れるはずだ。待っている間、頭から霰のような白い粉が舞い降りてくる。なにかと思って見上げると、ヤマビワの花が満開だった。その花弁が降り注いでくるのだ。ワタシがヤマビワに気を取られているうちにアカヒゲが出てきたようで、同行者は写真が撮れたと大喜び。ワタシは姿を一瞬見られただけだった。
 ルリカケスの水浴びを見るために池の近くに移動する。なかなか現れず、ボォーッと池を眺めているとなにやら水面を泳ぐものが。ガラスヒバァだ。カエルが好物のこのヘビはアマミアオガエルでも狙っているのだろうか。ちょうどヘビの頭上3メートルほどの枝先に泡状の卵塊が認められた。
 ルリカケスが出てこないので、場所を移すと、広場にカメラを持ったバードウォッチャーが集まっていた。近づいてみると、ズアカアオバトが人目を気にせず、シマグワの実を食べている最中だった。

ヤマビワの花が満開
泳ぎが得意なガラスヒバァ
アマミアオガエルの卵塊
クワの実にご執心のズアカアオバト





*番外編*4月5日~7日 島根県美保関

他のバンダーの網場を拝見しようと、島根県美保関へやってきた。島根半島の最東端に位置するこの場所は、渡り鳥の中継地として有名で、山陰を中心に全国から多くのバンダーが集まることで知られている。今回は初日の網張りから、3日間お手伝いさせていただいたが、その間に集まったバンダーは8名、バンダー見習いの学生3名、ととても賑やかだった。日本海越しに大山を望む風光明媚な場所で、いろいろと勉強させていただいた。

放鳥したウソのメス。奄美ではめったにお目にかかれない鳥。
美しいけど外来種のソウシチョウ。移動の実態はまだよくわかっていないそうで、ここでも多いときにはたくさん捕まるらしい。
美保関灯台の駐車場近くで観光客の食べ物を狙っている(?)トビ。ソメイヨシノはまだ2分咲きくらい。
白花のイカリソウが咲いていた。正確な種名はわからず。


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